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美容と健康

はちみつマイスターに聞くキレイに役立つはちみつ選び

はちみつマイスターに聞くキレイに役立つはちみつ選び

普段何気なく口にしているはちみつですが、様々な美容・健康効果が期待できることをご存じでしょうか。はちみつの特長や効果・効能などを一般社団法人日本はちみつマイスター協会の代表理事・平野のり子さんにお伺いしました。

便秘や疲労も改善!? はちみつは、働く女子の味方

便秘や疲労も改善!? はちみつは、働く女子の味方

はちみつは、みつばちが集めた花の蜜が原料となっています。はちみつができるまでの工程は、とても緻密。まずは、花の蜜をたっぷりと吸ったみつばちが巣に戻り、貯蔵を担当しているみつばちに口移しで蜜をバトンタッチ。その後、貯蔵担当のみつばちが羽で風を送りながら、何度も蜜を体内に通します。そうするうちに、だんだんと蜜の水分が飛び、糖分が分解され、やがて独特の粘り気をもつはちみつが完成します。

「みつばちのお腹の中に入ることで、花の蜜はブドウ糖と果糖に分解されます。このブドウ糖をさらに分解するグルコースオキシターゼという酵素をミツバチが体内から分泌して糖分解が進みます。やがてこの酵素が過酸化水素(オキシドール)を生成するのですがこの過酸化水素は殺菌力が高いことから、はちみつは古くから消毒薬や解毒薬として使われてきたんですよ」(平野さん)

平野さんいわく、ヨーロッパ各国では、はちみつは薬やサプリメントとして使用する所もあるそうです。実際、風邪によりお腹や喉の痛みといった身体症状が現れたとき、風邪薬を飲むのではなく、はちみつを食べる人は多いのだとか。

「ヨーロッパの人々にとって、はちみつはなくてはならないもの。どの家庭にも、いつでも食べられる“テーブルハニー”が置かれています」(平野さん)

また、注目すべきは、はちみつに含まれる美容成分。はちみつには美しい肌や粘膜の形成に欠かせないビタミンB群や腸内のビフィズス菌を増やす働きのあるグルコン酸、各種ミネラルなどが含まれています。

「習慣としてはちみつを食べることで、美肌に近づくことができます。便秘や疲労といった不調の改善も期待できますよ」(平野さん)

ポイントは、シロップや添加物が加えられていない、純度100パーセントのはちみつを使用すること。スーパーマーケットなどで売られているはちみつの中には、添加物などが含まれているものもあるため、裏側に書いてある品質表示表を見るようにするのもはちみつ選びのポイントなのだとか。

お肉もホロホロに!料理の調味料としても活躍

お肉もホロホロに!料理の調味料としても活躍

はちみつはそのまま食べるのはもちろんのこと、コーヒーやホットミルクに混ぜたり、各種料理の調味料として使ったりすることもできます。「はちみつ料理研究家」や「食育インストラクター」などの肩書きを持ち、さまざまなはちみつ料理を生み出してきた平野さんに、オススメレシピを教えていただきました。

まずご紹介するのは、気軽にトライできるだけでなく、はちみつの効果を最大限に生かしたドリンクレシピ。

用意するのは、ココアパウダー・大さじ1杯、水・180ml、そして高い抗菌活性力を持つことで知られる「マヌカハニー」大さじ1杯です。作り方は簡単で、熱湯で溶かしたココアとマヌカハニーを混ぜるだけ。マヌカハニーとココアがともに働いて活性酸素や乳酸を取り除いてくれます。活性酸素と乳酸は、疲労や老化の原因となるといわれているもの。つまり、このドリンクを飲むことで、疲れにくい体と生き生きとしたお肌を目指すことができるのです。

また、はちみつにはタンパク質を柔らかくする作用もあるため、肉料理にもぴったり。例えば、スペアリブを作る際は、肉にはちみつを直接塗って一晩寝かせておくといいようです。翌日に赤ワインなどの各種調味料や野菜と一緒に煮込めば、ホロホロとした食感の、柔らかいスペアリブが完成します。

ちなみに、「日本はちみつマイスター協会」が主催する「プライマリーコース」では、はちみつの成分を生かす上手な使い方も詳しく学ぶことができます。はちみつの意外な楽しみ方などを教えるイベントも定期的に開催されているため、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょう。

美容液顔負け!? はちみつに期待できる、スゴイ美容効果とは

美容液顔負け!? はちみつに期待できる、スゴイ美容効果とは

はちみつは直接肌に塗るのもオススメ。美容液顔負けの、さまざまな効果が期待できるようです(ただし、肌に合わない場合は使用を中止しましょう)。

「先ほどもお伝えしたように、はちみつはタンパク質を柔らかくするため、パックや化粧水などに仕立てて使うと、だんだんと肌がふっくらしてきますよ。さらには漂白効果もあるため、肌色もアップしてくるはずです」(平野さん)

平野さんご自身が日々実践しているのは、はちみつを使った洗顔法とパックです。

「たっぷりと泡立てた洗顔料に、はちみつを小さじ一杯くらい入れると、泡がとても濃厚になって、もっちりとした手触りになります。それで洗顔すると、洗い上がりのお肌はしっとり。洗顔後特有のつっぱり感はほとんどありません。その後、濡れた肌にはちみつを塗って、市販のローズウォーターでべたつきが無くなるまで伸ばすようにしていきます。仕上げに、ホホバオイルなどを塗っています」(平野さん)

乾燥しがちな冬にこそ実践したい、特別レシピをもう一つ。

「お皿洗いや水拭き掃除などを繰り返すうちに、手が乾燥し、ひび割れてしまうこともありますよね。そんなときは、はちみつを手全体に塗ってホホバオイルを重ねづけした後、ハンドトリートメント手袋でパックして。はちみつとオイルが手に浸透し、しっとり、ふっくらとした手触りになりますよ」(平野さん)

脳に刺激を与え、活性化させる働きも

脳に刺激を与え、活性化させる働きも

平野さんいわく、はちみつの香りを楽しむことによって、脳に心地よい刺激が与えられるそう。また、よく味わって食べると、ブドウ糖がしっかりと脳に届き、働きが活発になるようです。はちみつに含まれるビタミンやミネラル、酵素などがうつ病の改善にも役立つといわれていますが、実は平野さんも、はちみつを使ってうつ病を克服した一人。

「はちみつに出会ったのは、およそ10年前のことです。以前に料理関係の仕事に就いていたのですが、知人から“はちみつ料理のレシピを考案してほしい”という依頼をいただいたんです。それをきっかけに、はちみつの産地や作られ方、テイスティング方法といった基礎を学んだのですが、どんどんはちみつの魅力にとりつかれていきました。やがてそれまで悩まされていたうつ病が改善し、お薬も必要ない状態にまでなったんです」(平野さん)

自身の経験に基づいた、はちみつの効果・効能を広く伝えたいと考えたことが、「日本はちみつマイスター協会」の体験講座や通学講座を始めたきっかけ。協会が主催するコースやイベントには、主婦や料理人、薬剤師など、幅広い立場や職種の人々が集うそうです。

「日本では、単なる甘味料や嗜好品として捉えられがちなはちみつですが、その効果や効能には、計り知れないものがあります。ぜひ、多くの方々にその魅力を知っていただきたいですね」(平野さん)

奥深く、魅力的なはちみつの世界。おいしいだけでなく、健康・美容面でのさまざまな効果が期待できるはちみつ。ここでは紹介しきれなかったものの、有効な使い方は、ほかにもたくさんあります。知れば知るほど、興味をかきたてられるはちみつの世界。まずは日常のシーンに気軽に取り入れ、その魅力に触れてみてはいかがでしょう。

一般社団法人「日本はちみつマイスター協会」
http://www.83m.info/
所在地:東京都中央区新川1-22-12ニッテイビル502号室
TEL:03-5244-9783 FAX:03-5244-9784
受付時間:10:00-17:30

平野のり子さん・プロフィール
2012年に「一般社団法人 日本はちみつマイスター協会」を設立。はちみつの特長やさまざまな使い方を提案・教授する。その傍ら、テレビやラジオなどのメディアにも出演し、はちみつの魅力を紹介。美肌になるための衣食住に使えるレシピ本「美肌メソッド」(河出書房)監修。

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