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オイルソムリエに聞く!美と健康に役立つオイル選び

オイルソムリエに聞く!美と健康に役立つオイル選び

良質なオイルを摂取し美容や健康に役立てる「オイル美容」ですが、オイル専門店が増えるなど今注目を浴びています。今回はオイル美容のスペシャリスト「オイルソムリエ」に美と健康に役立つオイルの選び方を教えていただきました。

オイル美容のスペシャリスト「オイルソムリエ」

オイル美容のスペシャリスト「オイルソムリエ」

「オイル美容」とは、良質なオイルを摂取し、美容や健康に役立てることをいいます。しかし、オイルによって効果や効能はさまざま。実際にオイルを選ぶとなっても、どんなオイルが自分に合っているのか、正しく使用するにはどうすればいいのか……など、分からないことだらけの人も多いのでは。

そこで今回は、食や美容分野において「良質なオイルの選び方」や「効果的なオイルの摂り方」を伝える活動を行っている日本オイル美容協会に潜入。同協会が認定する「オイルソムリエ」の資格を持つ、尾崎智子さんにオイルの種類や効能、正しい選び方などについてお話を伺いました。

美容にいいオイルはどんなものがある?

美容にいいオイルはどんなものがある?

――まずオイルと美容の関係について教えてください。

尾崎さん:私たちの体は、細胞の一つ一つがオイルでコーティングされていて、このうち脳の60%は脂質でできているといわれています。脂質はホルモンを作る材料となるので、そう考えると体にとってオイルは大切な存在なんです。

美容に役立てるという点では、食用オイルは鮮度が良く、なるべく高品質なものを摂取するのが望ましいですね。保存方法などを守って摂取することで、美しく健やかな体づくりに役立てることができます。

――美容に役立つオイルは、具体的にどのようなものがありますか?

尾崎さん:美容にいいといわれる食用オイルは多くあります。今回はその中から5種類を紹介しますね。

まずは、オリーブオイル。皆さんも普段よく口にすると思いますが、こちらは“食べる美容液”ともいわれています。オレイン酸やスクワレンを多く含んでおり、便秘や抗酸化作用、新陳代謝アップの効果が期待できます。体の巡りが良くなることにつながり、“インナービューティ”のオイルともいわれています。

続いて、マカダミアナッツオイル。こちらは香ばしく甘い匂いで女性に人気です。30代を過ぎると分泌量が減少するパルミトレイン酸を含んでいるため、シワやたるみの対策に役立ちます。老化が気になる方におすすめですね。

そして、アルガンオイル。古くから美容や民間療法で使われており、希少性のあるオイルです。最大の特徴はビタミンE。オリーブオイルの2〜3倍入っているといわれ、体内の活性酸素を除去する作用があります。利尿作用を促進するので、むくみにも効果が期待できます。

また、米ぬかオイルは、味と香りに特徴はないですが、日本食の素材を生かすオイルです。ガンマオリザノールという成分が入っており、自律神経や更年期障害にお悩みの方や皮膚の乾燥や肌荒れが気になる方におすすめ。また、スーパービタミンEが入っており、美白効果を期待できます。

最後に、ウォールナッツ(くるみ)オイル。くるみポリフェノールというのが入っており、肝機能を促進し、糖尿病予防、抗アレルギー効果が期待できます。ただ、現代人が多く摂取しているオメガ6がたくさん入っているので、摂りすぎには注意が必要です。

現代人に不足しがちな「オメガ3」もオイルで摂取できる

現代人に不足しがちな「オメガ3」もオイルで摂取できる

――食生活に取り入れる上で、オイルはどのように選ぶのがいいですか?

尾崎さん:基本的には、その方の生活習慣や食習慣、性別や年齢、タバコを吸うのか、お酒を飲むか、子どもがいるかなどによって変わってきます。また、その時期の体調や悩みによっても。オイルはたくさん種類があり、効果や味もそれぞれ違うので、できればオイルソムリエの方に相談するといいですが、私のおすすめは現代人に不足がちな「オメガ3」系のオイルです。

オメガ3系オイルというのは、鯵や鯖など青魚系のオイルのことです。これらを食事で摂るのはなかなか難しく、火を通すと成分が飛んでしまうので、お刺身など生魚で摂らないといけないんです。

エゴマオイル、亜麻仁オイル、サチャインチオイル、カメリナオイル、チアシードといったものがあります。いずれも火を通さないほうがいいのですが、カメリナオイルは唯一火を通しても大丈夫なので、食事でも気軽に利用できると思います。

――オイルはどのように食卓に取り入れるといいですか? おすすめのレシピなどがあれば教えてください。

尾崎さん:そのオイルのために特別な料理を作るといった使い方ではなく、調味料として考えると食卓に取り入れやすいと思います。

例えば、カメリナオイルはネギの香りがするので、薬味的な形で使うとおいしいです。納豆にかけたり、豆腐にかけたり和食との相性がいいと思います。

また、マカダミアナッツはお味噌汁に少したらすとコクが出ます。アイスクリームにかけても甘みがあっていいですね。あとは、エゴマオイルはおひたしにかけるなど。野菜のドレッシングにもいいですね。

オイルは熱と空気と光に弱いので、素材そのままの味を楽しんでください。普段の食卓に、自分の好きなオイルを気軽に使う程度で大丈夫。シンプルな味で楽しむことこそ、体を健やかに保つ秘訣ですよ!

オイルを間違った認識で使うのはNG!

オイルを間違った認識で使うのはNG!

――オイルは熱と空気と光に弱いということですが、オイルを使う上で誤った認識になりがちなことはありますか?

尾崎さん:まずオイルを購入するときは、プラスチックのペットボトルではなく遮光瓶に入っているものを選んでください。また、封を開けたらすぐに使ったほうがいいです(オメガ3系は1か月・その他オイルは2〜3か月で使い切りましょう)。

あとは、天ぷらや揚げ物をするときなどは、残ったオイルの二度使いは絶対にしないでください。オイルは酸化してしまうと体に逆効果です。

また、食用オイルはお肌につけないこと。食用に作っているので、精製されていないため刺激が強いです。クレンジングオイルとして使用することもNGです。

――最後に、美容や健康に役立つオイルを取り入れることは、毎日にどんな影響があると考えますか?

尾崎さん:オイルは味や香りも成分もそれぞれ違うので、その違いを比べるだけでも楽しいと思います。料理にあれこれ調味料をかけなくても、オイルをサッとかけるだけでおいしく食べることができるので、調理は簡単ですし、何よりヘルシー志向になると思います。

また、高品質なオイルでオイル美容をはじめれば、大体3〜6か月ほどで効果が期待できると思います。自然とシンプルな食事を好み、いつのまにかツヤツヤな自分になっているかもしれませんよ。ぜひ自分に合ったオイルを見つけて、正しい方法で普段の食生活に取り入れてみてくださいね。

今回訪問した日本オイル美容協会は、オイルソムリエの講座をはじめ、オイル美容に関するセミナーや体験イベントなども開催しています。また、併設する店舗では多数のオイルも取り扱っていて「オイルテイスティング」が堪能できるので、オイル美容に興味が湧いた方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

美容や健康に役立つオイルを上手に取り入れて、毎日の食生活をより楽しみたいですね!

一般社団法人日本オイル美容協会
http://oil-biyou.jp/

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